脱税はダメ!FXや仮想通貨にかかる所得税について
どうも、マキ@寒くなってきました・・・
自分の家だと、上下ジャージで過ごすことが多くなったかな。
なんだかんだとラクだしね。
ノーメイクのときにカワイイ服着ても仕方ないしね・・・
まぁ、ワタシの服のハナシはここまで。
この前、消費税率が8%から10%に上がりましたね。
コンビニでイートインすると10%、持ち帰りで8%だから
コーヒーなんかは持ち帰りを選ぶことが多くなりました。
今日は、FXや仮想通貨の税金、所得税についてです。
■所得税におけるFXと仮想通貨の違い
通貨を取引して利益を得る、FXと仮想通貨。
リアルな通貨か仮想通貨の違いだけだと思ってる人も多いけど
所得税の上では、それ以上の違いがあります。
■FXと仮想通貨の税金での違いその1
まず課税方法が違います。
★FXの課税方法
FXの売買やスワップ金利で利益を上げると税金を払う義務があります。
その場合、申告分離課税という方法で税金額を計算するのね。
申告分離課税は「給与などと」分離して申告してね。という計算方法
ざっくりした計算方法は
FXでゲットした利益 × 税率(一律 20.315%)
になります。
つまり、FXだけの儲けの2割が所得税等(住民税など含む)として納税するワケ。
★仮想通貨の課税方法
仮想通貨は換金したり、他の仮想通貨を購入したりすると利益が確定したってことになり所得税の課税対象になります。
※なので納税したくなかったら、利益確定しないほうがいいってわけ。
仮想通貨でゲットした利益は、総合課税という方法で税金の計算をします。
総合課税は「給与など他の収入と合算して」計算してね。という方法。
ざっくりした計算方法は
(仮想通貨で得た収入+給与など他の収入)×税率(累進課税)
この累進課税ってやつが問題。
所得税は収入に応じて課税率がアップするルール。
収入が多くなればなるほど、税率が上がっていき
最大45%までアップ、住民税10%と合計すると最大55%まで上がってしまうの。
この税率が給与所得まで適用されるので
下手すると、給与の半分近くが税金として持ってき・・納付しなければいけない。
これじゃ、仮想通貨取引する意味ないよね・・・ってことで
一部の国会議員が、仮想通貨も申告分離課税にするように動いているみたい。
■FXと仮想通貨の税金での違いその2
FXの損失は損失繰越ができます。
損失繰越は、1年を通して利益が出ずに損失になった場合、最大3年間繰り越して、各年分の所得から控除できます。
「今回プラスだったけど、過去3年間はマイナスだから、今回のFXの所得に関しては
税金無しでいいよ」という感じかな?
損失だけだったら、 確定申告の必要ないけど
将来、損失繰越をしたい人は確定申告をしておきましょう。
また「去年の損失繰越を忘れちゃった!!」という人も
損失繰越の確定申告は過去5年間のものであれば, いつでも申請できますのでご安心を!
一方、仮想通貨では一般的な損失繰越ができないシステムになってますので
ご注意ください。
■その他の注意点
★扶養が外れるかも
扶養控除や配偶者控除等を受けている場合、扶養が外れる可能性もあります。
もの凄く稼いでいる場合は別かもしれないけど
扶養控除は、結構な恩恵を受けているので、
そこはしっかりと対策を練った方がいいです。
ワタシは投資始めてから、扶養に入っていないので
扶養に関する対策は税理士とか専門家に聞いてください!
■いくら以上の利益を上げると確定申告が必要なの?
投資でゲットした利益の合計額が20万円を超えると確定申告が必要です。
正確にいうと、20万以下の利益を上げた場合は 確定申告・納税が免除されます。
とはいっても、
税金の制度は毎年変わります。
また、専門家以外の人が具体的なアドバイスをするのは
なんかのルール(税理士法かな?)に違反しているみたい。
なので、実際に多額の儲けが出た場合は、
専門家に相談にいったほうがいいと思います。
では、今回は真面目に終わりますm(__)m