ファンダメンタルズ分析の続き!
ど~も!マキです。
ファンダメンタルズ分析はとっても大事ってお話をしたけれど今回もその続き。
ファンダメンタルズ分析を細部まで「おこだわり」しようとすれば
どこまでもいけるけれど、
みんなが注目している指標でないと、チャートを動かすまでのパワーはありません。
今日は、みんなが注目している指標の後半戦。
■GDP(国内総生産)速報
発表時期:1・4・7・10月下旬
アメリカ国内で生産された製品やサービスなどの付加価値の総額です。アメリカ経済全体の経済力を測る重要な指標なので、この速報値はいつも注目されています。
GDPが良好であれば株高となって金利は上昇、悪化していれば株安で金利は低下します。
■小売売上高
発表時期:毎月第2週 21:30
景気の良し悪しを一番実感できる指標です。
個人消費はアメリカのGDPの約7割を占めているので、個人消費全体のトレンドを把握する上で最も重要な指標です。
百貨店などの小売業の売上に関する指標で、個人消費の動向が分かります。自動車販売を除いた部分が重要視されています。
■消費者物価指数(CPI)
発表時期:毎月15日前後 21:30
消費者が購入する小売り及びサービス価格等を総合した物価の変動を測定した調査結果で、商品の小売価格の変動を表しています。
食品とエネルギーは天候等の条件によって大きく変わるため、これら季節要因を受けやすいものを除いた「コア指数」が特に重要視されます。
■要人(VIP)発言もチェック
要人発言とは、その国の金融政策を決定する人物や経済政策を担っている大臣たちの発言を指します。発言の内容としては、主に今後の経済の見通しや政策の施行についてです。
要人発言も経済指標と同様、あらかじめ予定している時間帯に要人の方が発言する流れとなっていますが、最近ではトランプ大統領のツイッターのようにSNSで発言するケースも多く、常に観察が必要なものとなりました。
それでは、要人発言と相場の動きを説明するね☆彡
例)日本の要人の発言
「輸出を増やして貿易収支の黒字を伸ばすよう動いていく」
→単純に考えれば日本円の価値は上がります。
ただし意図的に発言することもあるので、注意が必要です。
発言の意図については、ニュースや新聞、ネットの解説を参考にして、自分だけの思惑で動くのは最初のうちは避けたほうがいいかも。
また、仮にプラス材料な要人発言があったとしても、”織り込み済み”によって相場が全く動かないこともあります。
一つの情報としてアンテナを張っておくことは大切ですが、それだけをトレードの判断材料とすることは危険。気をつけましょう!
■最初のうちはポジションを持たないほうがいいかも
アメリカのFOMC金利や雇用統計の発表は、世界中の投資家が注目していて
発表後は相場が乱高下することが多々あります。
ファンダメンタルズ分析と言うのは違うかもしれませんが、
相場の乱高下に巻き込まれないために
発表日前にポジションを全て手放すというのも一つの戦略です。
ポジションを手放した状態にすることで
指標の発表とその後の混乱を、客観的に分析することができ
相場が落ち着いた頃合いに、トレンドに沿ってポジションを再び持つことも
確実に利益を得るためには、必要なことなのです。
ただ、ポジションを機械的に手放しても、今後の参考とならないので
トレンドの方向や勢いを自分なりに予想していきましょう。
まとめ
指標の発表は月一回とかのペースなので、手帳やスケジュールにマークしておくと
忘れにくいです。トレード日記を作って、日々の取引やニュース、そのとき考えた事をメモる習慣もありです。
日記じゃなくてブログやSNSだと、さらにいいかも(笑)
でわでわ・・・